越前屋、お主も悪よのう

WEB屋の日常。

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裁判員裁判傍聴

      2009/08/06

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傍聴は誰でもできます。注目度が高い裁判以外は抽選もありません。東京地方裁判所の最寄り駅は霞が関。

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抽選がある裁判は抽選時間が発表されますので、整理券もらって列に並びます。今回は9:00までに整理券を受け取った人に、早い遅い関係なくコンピュータで57人が選ばれます。ちなみに並んだ人は1,310人。選ばれると思ってなかったんですが。

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よほど日頃の行いがいいのか、選ばれてしまいました。9:50に104号法廷前に集合なので、一回、荷物チェックを受けて裁判所に入ってトイレを借りて、腹ごしらえをしに駅に戻ることにしました。

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A1出口横のコーヒー屋さんは、法曹関係者ばっかり、改札の中の席の方が空いていました。改札の係員に言えば、精算券をくれて中に入れてもらえるようです。

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9:40、裁判所に戻る。再び荷物チェックを受け、104号法廷前へ。

ここでiPhoneを含む手荷物没収。筆記用具持ってない私は手ぶらに…浮きまくりです。江川紹子さん他、テレビでお見かけする方がちらほら。

冒頭、裁判員が全員、被告に質問していましたが、質問させられている感じでした。内容も必要のないものがほとんど。続いて裁判官の質問があり、被害者参加制度による被害者の長男の意見陳述、検察の論告求刑、被災者弁護人?の論告?、被告弁護人論告で終了。まるまる2時間で閉廷。判決は明日、14:30から。検察のプレゼン?は相当練習してきたみたいです。それに比べ、被告弁護人のプレゼン?は弁護の為の弁護という感じで、展開に無理あり。昔のパワポで作ってるみたいなので、見た目の印象もよくなかったです。(法定の左右の壁に50インチくらいのモニターがかけてありました)

しかしこれだけでは量刑の判断は難しいです。16年の刑務所暮らしが、どれだけの刑に値するか想像もつきません。私が裁判員だったら本気で困っちゃうと思います。

手荷物受け取って出口に向かおうとすると、テレビのインタビュー依頼が何件かあり。ぶさいくな面を全国ネットにさらしたくないので、丁重にお断りしてタクシーに乗って事務所まで。早起きはつらい。

→裁判員裁判傍聴 その2へ
http://echizenya.biz/yamabuki/?p=1816

裁判の進行、内容については江川紹子さんのHPへどうぞ↓

Egawa Shoko Journal: 裁判員裁判を傍聴する1
http://www.egawashoko.com/c006/000301.html

Egawa Shoko Journal: 裁判員裁判を傍聴する2
http://www.egawashoko.com/c006/000302.html

【裁判員 熟慮(1)】「包丁とかではなく、なぜナイフだったのですか」6人全員が被告に質問(10:07~10:20)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090805/trl0908051121002-n1.htm

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