焼き鳥屋の親切なおやじ
2008/12/02
『あんちゃん、これ入れてみな。』
焼き鳥ができるまでに頼んだ煮込みをぱくついていた私に、
透明な容器に入ったラー油みたいなものを薦めてくれた。
おそるおそる少量入れてかき混ぜてみると、
「うまい。」
『だろ。
さっき、全部塩で頼んだだろ、たれとか醤油とかあんだよ。』
「あちゃー。」
そのおやじの前にある鳥の ささみ みたいなものと、
つきだしで出ていた野菜が大盛りになったものが
気になってメニューを探したけど見つからない。
「それなんすか?」
『がつの酢漬け、野菜はジャンボ。』
「ジャンボ?」
『そう』
「じゃ追加を…がつの酢漬けとジャンボと…」
ここは小さなバインダーに
メモ帳を4つ切りに切ったものを渡され
シルバーのキャップがついた
鉛筆(半分に切ってある)を渡されて
注文をメモしておかみに渡すシステム。
『おいおい、あんちゃん。
追加は一回までだよ。
だからいっぱい頼まないと。
タタキ(つくね?)は醤油だな。
で、たれも注文しなきゃ駄目だよ。
飲み物は大丈夫だけど、ここは特製カクテルだろ。』
親切なおやじのおかげで、無事焼き鳥を堪能できました。
こんなおやじがいる焼き鳥屋さん、
もちろん焼き鳥は絶品!しかも安!
焼き鳥というよりは焼串ですが…