越前屋、お主も悪よのう

WEB屋の日常。

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カメラを止めるな!に渡辺謙がいないのはなぜか?

   

ぼちぼち「カメラを止めるな!」の感想が出揃ってきてるのですが、気になったことがあまり触れられてないようなので、残しておきます。

以下ネタバレ注意

「渡辺謙」とは三谷幸喜「ラヂオの時間」に出てくるトラック野郎。
ゾンビちゃんねるの視聴者が一人も出てこない不自然、サブで結構な人数がヘラヘラ観ているのに…

ケーブルの新チャンネル、昼の13時からゾンビなんて誰も観ていない。
観客はゼロか、スタッフより少ない。

平日昼間の映画館みたいな、初期のAKB48みたいな、世の中にゴミを撒き散らす仕事のたための仕事みたいな…

その一つにカメ止めもなるはずだったが、予想は外れた。

予想が当たったとしても、カメ止めの中で描かれているのは、第三者から観たら酷い仕事でも、その裏には大勢の人と時間と知恵が費やされており、仕事をまっとうすることで関わった皆が次のステージに行けるということ。救われる。

上田慎一郎監督はメタとして渡辺謙を登場させなかった、
今日もひっそり上映されている映画をリスペクトするために。

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