越前屋、お主も悪よのう

WEB屋の日常。

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GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します…無理

      2010/08/04

GIGAZINEの編集長がコンテンツスペースの一部を使って求人募集してます。

ここまではなんてことないのですが、その内容がちょっと面白い。

まずは冒頭から。

端的に言うと、自分の時間を切り売りして時給換算し、「仕事は仕事、プライベートはプライベート」というような消極的考え方をする人ではなく、「自分はGIGAZINEだからこそできることをするためにGIGAZINEで働きたい、ほかのところでは働きたくない!」というプロフェッショナル的な考え方をする人を求めます。余所でも働こうと思えば働けるような人ではなく、「GIGAZINEだからこそ働きたい!」という人を求めます。

熱いですね。しかしGIGAZINEってそこまでのもんでしょうか?あのappleだって、仕事とプライベートを分けてる人が大多数。あまり熱いとはっきり言って使えない。

熱い求人募集は「募集に至る経緯」へ続き、さらにヒートアップしていきます。

もっと金を寄越せ

できる者はますますできるようになり、できない者はますますできなくなっていくという格差が発生

「払われた金の分だけしか働かない、働きたくない、記事を書くのは面倒くさい、そもそもできれば書きたくない」という風潮が編集部内に蔓延

雇い主(編集長が金を出しているかは不明)目線での、労働者の怠慢を並べていますが、これ普通の感覚ですよね?だって「労働者」なんだから。

この現状を立て直すため、本日付でついに編集部員一名を手始めに解雇しました。

ちゃんと労働法にのっとって解雇していると思いますが、それを公開するというのは、なみなみならぬ決意の表明を通り越して、単なるさらし首状態。

今後も、反省の見られない者、GIGAZINEにとってプラスになる業務命令に従わない者、あまりに価値観の違いすぎる者は順次、やめていかざるを得ない状態になると思います。

だいたい、経営者の視点・力量を持っている人を一労働者の賃金で雇用できるはずもなく、編集長もこの求人募集で「熱い人」が来るとは思ってないし(条件が全て応相談)、内部引き締めをしたいがために求人募集をしている感じです。

給与・勤務時間・勤務形態は応相談、応募資格一切問わず、日頃GIGAZINEにお世話になっている方は応募されてみては?このエントリそのものがフィルタリングになっているので、倍率はかなり低いと思われます。

私は賃貸(東京)の更新をしたばかりなので、残念ながら無理です。

【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100802_gigazine_job/

「GIGAZINE」が人材募集、編集長が(キレ気味に)内情を語る
http://slashdot.jp/it/10/08/02/055238.shtml

GIGAZINE解雇されたけど質問ある?
http://404nots.blog88.fc2.com/blog-entry-1116.html

編集長の心中お察しいたします。

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