越前屋、お主も悪よのう

WEB屋の日常。

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東海村の朝の出来事

   

福島県富岡町から避難してきてい木田節子さんからの携帯メールレポートを転載。

5/30・午前7:35、関越道・谷川SAにて、東海から搬送されたと思われる新核燃料を積載した車両4台を確認、さらに8:02にも4台、その後も6台、合計14台が確認されたとの連絡が入りました。そろそろ柏崎刈羽原発に到着かと思われます。新燃料で、臨界の危険はないとしても、232本もの核燃料を積載した車両が、一般車が走る時間帯の関越道を、堂々と運ばれることがあってよいものでしょうか。それも、逆算すれば、出発したのは未明と思われます。東海村付近は昨夜からの雷雨や強風が、完全におさまったのは、午前3時頃です。前日の情報を見透かしたかのように、こっそりと嵐が止むのを待って搬送されたのでしょうか。国民の生活のために発電するのではなく、すでに購入済みの原料を使わないともったいない、東電という会社の魂胆見え見えのこの行動に、国は簡単に許可を出す…この国や電力会社は、核燃料はもったいないけど、人の命はもったいないとは思わないのだと、改めて感じた、東海村の朝の出来事でした。

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