台風の渋谷で一人 SENZ を差す
2012/10/30
自動車マニアやショップが、普通に売っている車を改造して筑波サーキットで速さを競うとします。
タイムが頭打ちになると「最終コーナーで一番速い」みたいなところを目指す人が現れます。
一周トータルでは遅くなるので本末転倒に思えるけど、最終コーナーでは誰よりも速いから、そこだけ取り上げればぶれてない。
オランダで生まれた傘 SENZ は100km/時(27.7km/秒)の風でも、おちょこにならないことに特化。
ただし元々小さく作られてる上に、前面投影面積が小さいので普通の雨でも肩や足が濡れてしまいます。
雨から身を守るという本来の目的を無視した設計ではありますが、ある台風直下の渋谷で傘を差していたのは私だけでした。
ただ強風の中で SENZ を維持し続けるには相応の握力と腕力が必要です。
なんとも愛らしい製品じゃないですか。